中心指標だけでは読めない
WTI原油、ドル指数、10年期待インフレ率を並べると、コストと通貨が物価期待へどう効いているかを読める。
原油高はコストを押し上げ、ドル高は金融条件を締めるため、両者の組み合わせでインフレ期待の意味が変わる。
伝達経路を分けて見る
WTI原油は中心変数だが、ドル指数や10年期待インフレと組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。
この組み合わせでは、WTI原油、ドル指数、10年期待インフレの方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。
判断が変わる条件
判断が変わるのは、原油高と期待インフレ上昇が続く一方でドル高も止まらない時である。
次に確認する材料は、WTI原油、ドル指数、10年期待インフレである。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。