中心指標だけでは読めない
5年と10年の期待インフレ率、WTI原油を並べると、商品価格上昇が市場の物価観に入っているかが分かる。
原油が上がっても期待インフレが動かなければ一時的ショックだが、両方が上がると政策金利の読みが変わる。
伝達経路を分けて見る
10年期待インフレは中心変数だが、5年期待インフレやWTI原油と組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。
この組み合わせでは、10年期待インフレ、5年期待インフレ、WTI原油の方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。
判断が変わる条件
判断が変わるのは、原油高と期待インフレ上昇が同時に続く時である。
次に確認する材料は、10年期待インフレ、5年期待インフレ、WTI原油である。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。