マーケット / 2026.05.09 21:48

10年3か月金利差は景気後退シグナルを消したのか

10年3か月金利差、米10年金利、米3か月金利を並べると、逆イールドの解消が景気安心なのか金利高止まりなのかを分けられる。短期金利の高止まりと長期金利の反発は、同じカーブ改善でも景気への意味を変える。

10年-3か月差、米10年金利、米3か月金利を並べ、10年3か月金利差は景気後退シグナルを消したのかを判断するグラフ

中心指標だけでは読めない

10年3か月金利差、米10年金利、米3か月金利を並べると、逆イールドの解消が景気安心なのか金利高止まりなのかを分けられる。

短期金利の高止まりと長期金利の反発は、同じカーブ改善でも景気への意味を変える。

伝達経路を分けて見る

10年-3か月差は中心変数だが、米10年金利や米3か月金利と組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。

この組み合わせでは、10年-3か月差、米10年金利、米3か月金利の方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。

10年3か月金利差は景気後退シグナルを消したのかの補助チャート: 長短金利
長短金利

判断が変わる条件

判断が変わるのは、カーブが戻っても失業率や信用スプレッドが同時に悪化する時である。

次に確認する材料は、10年-3か月差、米10年金利、米3か月金利である。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。