中心指標だけでは読めない
企業向け貸出、Baaスプレッド、米10年金利を並べると、企業金融の量と価格の両面を確認できる。
貸出が伸びてもスプレッドが上がるなら資金調達コストは重く、貸出も鈍れば実体経済への制約が強まる。
伝達経路を分けて見る
企業向け貸出は中心変数だが、米10年金利やBaaスプレッドと組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。
この組み合わせでは、企業向け貸出、米10年金利、Baaスプレッドの方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。
判断が変わる条件
判断が変わるのは、企業向け貸出が鈍り、Baaスプレッドが同時に広がる時である。
次に確認する材料は、企業向け貸出、米10年金利、Baaスプレッドである。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。