中心指標だけでは読めない
鉱工業生産、米10年金利、米2年金利を並べると、金利負荷が生産活動に届いているかを確認できる。
高金利は設備投資と在庫調整を通じて生産へ遅れて効くため、生産の鈍化は景気の遅行的な警告になる。
伝達経路を分けて見る
鉱工業生産は中心変数だが、米10年金利や補助指標と組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。
この組み合わせでは、鉱工業生産、米10年金利の方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。
判断が変わる条件
判断が変わるのは、金利が高いまま鉱工業生産が明確に落ちる時である。
次に確認する材料は、鉱工業生産、米10年金利である。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。