マーケット / 2026.05.10 07:59

株高はVIX低下と金利高を同時に吸収しているか

S&P500、VIX、米10年金利を同時に見ると、株式市場の楽観が金利負荷をどこまで吸収しているかが分かる。株価は利益期待、VIXはリスク許容、金利は割引率を映すため、三つの方向がそろうかが市場の前提を示す。

S&P500、VIX、米10年金利を並べ、株高はVIX低下と金利高を同時に吸収しているかを判断するグラフ

中心指標だけでは読めない

S&P500、VIX、米10年金利を同時に見ると、株式市場の楽観が金利負荷をどこまで吸収しているかが分かる。

株価は利益期待、VIXはリスク許容、金利は割引率を映すため、三つの方向がそろうかが市場の前提を示す。

伝達経路を分けて見る

S&P500は中心変数だが、VIXや米10年金利と組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。

この組み合わせでは、S&P500、VIX、米10年金利の方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。

株高はVIX低下と金利高を同時に吸収しているかの補助チャート: 株式と金利
株式と金利

判断が変わる条件

判断が変わるのは、株価が高いままVIXと金利が同時に上がる時である。

次に確認する材料は、S&P500、VIX、米10年金利である。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。