中心指標だけでは読めない
鉱工業生産、小売売上、実質GDPを並べると、生産側と消費側のどちらが景気を先に動かしているかが分かる。
消費が残っても生産が鈍れば在庫調整や投資抑制が始まり、時間差で雇用へ広がる。
伝達経路を分けて見る
鉱工業生産は中心変数だが、小売売上や実質GDPと組み合わせることで、価格、金利、信用、実体経済のどこに負荷が出ているかを分けられる。
この組み合わせでは、鉱工業生産、小売売上、実質GDPの方向がそろうか、どこかが逆方向に動くかが重要になる。
判断が変わる条件
判断が変わるのは、鉱工業生産と小売売上が同時に鈍り、実質GDPも下がる時である。
次に確認する材料は、鉱工業生産、小売売上、実質GDPである。単独の上下ではなく、複数指標の組み合わせが同時に変わるかを見る。